助け合いハイランドの成り立ちについて

「助け合いハイランド」は、住み慣れた地域で安心して暮らしたいと願う高齢者、障害のある人、子育て中の人、病弱な人など、家事などで困っている人たちのために、「できることをできる時に手助けする」をモットーに神奈川県横須賀市ハイランド地域で助け合う活動をしています。
以下に助け合いハイランドの誕生と発展過程について説明します。

福祉懇談会(2005年)

2005年(平成17年)福祉懇談会をスタートしました。
福祉懇談会は民生委員児童委員・社会福祉推進委員・自治会長・地域ボランティア代表者で構成しました。
福祉懇談会では、1丁目の地域福祉について、
1.特色・問題点・課題 
2.解決方法
を話し合いました。

住民同士の助け合いが必要

ハイランド1丁目の少子高齢化、老々介護の現状と介護保険・公的福祉サービスの現状から、この町で住み続けることが困難になってきている人が増えてきてることから、住民同士で助け合う活動が必要との結果になりました。

他地域の福祉コミュニティを学ぶ

湘南鷹取福祉村や助け合い粟田・みかん台自治会などよく似た環境で既に活動を活発に行っている先行団体を訪問して組織や取り組みなど多くを学びました。

ハイランド1丁目住民のニーズ把握
(2009年)

助け合い活動を開始するにあたり、適確な活動にするために、個別訪問による聞き取りで、アンケート調査を行いました。
「どんな手助けが必要ですか」「手助けは無料か有料か」など
 70歳以上の高齢者152人、子供会保護者46人

1.どんな手助けが必要ですか?

2.いざという時、助けてくれる人はいますか?


3.手助けの対価は?

「ボランティアは無料」・「無料では利用者にかえって心遣いをさせてしまい手助けの依頼を躊躇する心配がある」など今までのボランティアの経験から議論をした結果、どの程度の対価なら利用者・活動者ともに気持ちよく依頼された手助けを完了できるかをアンケートで探った。

活動組織の詳細・規約・名称などを決定

既に先行している団体を参考に、アンケートの結果を踏まえ組織の形・規約・名称など詳細を決定しました。

自治会・地域福祉団体・住民説明会を実施

助け合いハイランド1丁目は、「住み慣れた地域で安心して暮らしたいと願う高齢者・障害のある人・子育て中のひと・病弱な人など家事などで困っている人たちのために「できることをできるときに手助けする」ことをモットーに助け合う活動をする」活動を説明し、理解を得ました。

活動会員の募集・活動資金など

活動会員の募集では、男性11名、女性20名が応募してくれました。
また、 活動資金を得るため開催したバザーで85,000円の他、寄付して頂いた320,000円を活動の資金としました。

「助け合いハイランド1丁目」スタート
(2011年12月19日)

活動会員31名の体制で、平成21年12月19日にスタートしました。